amazon評価のいろいろな読み取り方①

アマゾン本の評価には、★1から★5まであって、
評価のコメントがあるものとないものがあります。

★5ばかりが多いと、ちょっと知り合いばかりの
よいしょ評価かな?と疑われる場合があります。
もちろん、初見の人が読んで素晴らしい内容
だと思った。そんな人がたくさんいたという
事象もあります。

★1にあるコメントに、
「どこにでもある内容。特に読むに値しない」
というのが、散見されます。
これは、この人が、内容を想像しなかったという
証明にもなります。
目次や、紹介文を読んでも、自分には不適当だと
感じられなかった。目論見がはずれたことを
吐露しています。選別眼がなかったのですね。

それは読者の勘違いでもあるのですが、
著者や編集者のターゲットが、ずれていた
という見方もできます。

双方に原因があるのかもしれません。
つまり対象外の人が読んでいたということです。

Aさんには、気づきがあって、目新しい
役立つ内容だった。

Bさんには、新規性はなく、ほかの人に
対しても読むに値しないという内容。

ただし、これには2つの見方があって、
Bさんのレベルが高いから。
または、本の内容が理解できる
レベルではないことが考えられます。

同一内容で、このように意見が極端に
分かれるのは、かなりの著書に見られる傾向です。

ですから、ご自分にあったレベル、求めていた
内容の本を探り当てる知見が必要かもしれないと
考えています。
多数のアマゾン評価に踊らされることなく
自分の選別眼を養ってほしいものです。

(鹿内節子)