0円出版スクールの鹿内節子です。
ミニマリスト必読の書。
ドミニック・ホーロー 著
「シンプルを極める」のご紹介です。
目指すところは、日本の禅の思想なんですが、
思想を語りつつ、具体的にシンプルにするノウハウが
語られています。
興味深い場所を書いておきます。
=================引用はじめ
モノは多く所有すればするほど、人をもろくします。人は精神的に成長すると、モノ、そして人さえも
必要としなくなってきます。
人生の後半を始めるのは、自分の中で完結させるものはすべて終わらせ、縛り付けていた拘束を解いてから
とりかかるとよいでしょう。
少ない持ち物で、若かりし頃と同じような自由と身軽さを体験できるでしょう。
いつかやろうとおもっていた習い事、結局やらないのです。
毛糸編み物、水彩画など。道具は不要です。なぜなら、仮定法で生きているから。
自分に必要なものを正確に把握する。持ち物の試行錯誤時代は完了しているのです。
変化、未知、新しいことを始めることが不安でなければ、不要なものは捨てられる。
==============捨てることに対する不安の種類
物を捨てることは、お金を損することではない。物は、すでに価値を失っているから。
貧乏人とみられる不安。
過ぎていく時に対する不安。現状維持がいい、または若いころにしがみつく。
自分を過去にしばりつけるものはいらない。
死に対する不安
故人のものが捨てられない、うしろめたい。いつまでも過去にとらわれ
つながれることは、故人も望まない。
人生は生きるもの、それとも所有するもの。
=================過剰にため込む問題
不安定な子供時代を取り戻そうとする。過剰なため込みが安心する。
見捨てられた人
身勝手な親に育てられた子供。
子供時代に虐待を受けた人
依存症や無責任な親の子供
望まれないで生まれた子供
心の空白、近親者との死別
遺伝 家系でひきついでいる
浪費家とみられる不安
捨てたごみと関連付けられる不安
守るべき人がいると考えている長男、長女、家長
本当の自分について考えることについての不安がある
戦争や災害を恐れる
空虚感を恐れる人
遺族への思い出を残したい
年老いた人たち
うつ病の人
動物と貯蔵
ディオゲネス症候群
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生きることはアートである。
わたしもかなり影響されて、断捨離を継続中です。
日本でも数名の断捨離マスターがいらっしゃいます。
わたしは、日本にこそシンプルライフがある、
日本人の原点だと気付きました。
大量消費社会を生きて、たどりつくところは
シンプルな暮らし。そんなことに気づいています。
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