残酷すぎる成功法則 

0円出版スクール(FP行政書士)の鹿内節子です。

9割まちがえる「その常識」を科学する。
という副題のとおり、筆者は巷にあふれている
成功法則を検証し、その根拠を面白い
筆致で描いています。

常識を覆す根拠がたくさん示されて
いるのですが、印象に残ったのは、

「退屈な仕事」はあなたを殺す。

仕事を楽しめば、ストレスがあろうと
結局は報われる。

有意義な仕事が長寿につながるなら
寿命を短くするものは何か?

失業である。職がない状態は、若死に
するリスクを63%も高めるという
調査結果がでている。

失業と若年死は因果関係である可能性が高い。
この調査は40年間にわたり、15か国の2000万人を
対象に行われている。どの国でも63%という
数字が変わらなかったという。

しかし、もっとショッキングなことは
嫌いな職についていることは失業よりさらに悪く、
失業より幸福度が低い。単調な仕事は心筋梗塞の
リスクを高めることが明らかになった。

つまり、退屈な仕事はあなたを殺すという結果になる。

これを読んで、私は、成功者とは、自分の能力を
楽しく発揮できる職をつかんだ人なのだろうと思った。

ただし、あまりに楽しすぎてワーカホリックになっては
元も子もないのです。バランス調整ができること。
コントロールできることが、より重要なのでしょう。

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