家売るオンナの逆襲は人の欲望をつかんでいる

0円出版スクールの鹿内節子です。

喜多川景子主演 大石静 脚本 面白いです。

家は簡単には売れない。一生に一度の高い買い物である。

毎回、社会問題を取り上げていて、さすがだと思う。

人が家を買いたい気持ちの背景は、奥深いところの
欲望に根差している。
この家でどのように暮らしたいのか。
人生の、生き方の選択なのだ。

または、現状を変えたい気もち。周りの人間関係も
重要。

三軒家万智は、その欲望、ニーズをつかむことが
天才的だ。

Youtuberは、忙しい動画製作につかれている。
ライバルの留守堂は、山中の人知れない一軒家をすすめたが、
世間の注目が減ってしまう。

万智は、東京の一軒家だが、庭からギャラリーがのぞけて
ライブ放送ができるようになっている。Youtuberの注目されたい
欲望をかなえている。

ラストの「この家、〇〇万円でお買い上げいただけますか?」
「落ちた!」という殺し文句が気持ちいい。

営業マンとして優秀なクロージングだ。

また、ネット難民の気持ち、今の暮らしは、決められない自分を
ごまかしているだけ。前に進もうとしないだけ。
中途半端な人生をだらだらひきのばしているだけ。
いやなことから逃げているだけ。

そんな、ほんとのことを言ってしまう。

時代劇の遠山の金さんか、水戸黄門か、(古っ)

ズバリと言ってくれるのが三軒家万智。

買い手の課題を見事に解決しているじゃないですか。
ものを売るのは、こういうこと、そんな
お手本です。

コメディとしても、裏に隠れた主張もきちんと
描けていて、良いドラマだと思う。

フランスの花屋さん魚屋さん

0円出版スクールの鹿内節子です。

NHK-BS は海外取材がよかった。
マルシェの魚屋のおじさんの
魚のディスプレの斬新さとおじさんの
服のトータルコーディネートがあってる。
 
花やのおじさんの、サイズがそろっていて
香がしない人工的なバラは敬遠して、
切ってきたばかりのサイズがばらばらの
バラを野に咲く花のようにブーケにする
センスが、数歩上に行っちゃっている
アートを感じた。

おじさん曰く「恋人に赤いばらを
送っているのは、まだまだだな」とか。
初歩の初歩だと言いたいらしいです。
クセ者が多いおふらんすのプロフェッショナル。

大石静さんの朴訥なしゃべりがよかった。

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